| |
 |
起業の経緯と事業のポジションについて |
| |
 |
私は、大学卒業後、大手マンションデベロッパーに入社し、不動産販売業務に従事しておりました。その当時から、人が住むためのマンションが、資産運用ニーズにも応えられることに着目しておりました。営業活動を続けるなかで、そのニーズの高さを知り、ひとつの市場となり得ると判断しました。資産運用のためのマンション販売では、購入後の賃貸管理を含め、購入者と入居者双方のニーズに応えた幅広いサービスの提供が求められます。そこで、私は、物件の企画・販売から管理運営までをトータルサポートするビジネスモデルは市場に受け入れられると考え、当社を創業しました。
当社は、都心に特化し、主に資産運用を目的としたお客さまに対して、シングル及びDINKS世帯の入居を目的とした都市型マンションの企画・開発分譲事業を行っています。20m2から30m2のステューディオ、30m2から50m2のコンパクトマンションの事業を強みとしています。 |
| |
 |
| 都心及び都心近郊で、ファミリー向けのマンション販売を中心に事業展開をする大手デベロッパーや、専有面積40m2から60m2前後のコンパクトマンションの販売を中心とする新興マンションデベロッパーに対し、当社は、都心に特化し、ステューディオ(ワンルーム)やコンパクトマンションを中心に独自の販売形態で、他社との差別化を図っています。特に、資産運用型マンションデベロッパーとして、都市型ステューディオの販売では業界のリーディングカンパニーとしての地位を築いています。 |
|
|
| |
| |
 |
上場の目的と、上場時の公募増資による調達資金の使途について |
| |
 |
上場の一番の目的は、FJネクストの知名度、認知度、信用度を上げ、マンション販売事業を拡大していくことです。
社会や市場から、上場企業として認知されることで、全社員が責任と自覚を持って行動し、それによって当社の企業価値を増大していきたいと考えております。
上場時の公募増資による調達資金は、プロジェクト用地の仕入れ資金等、当期の運転資金に充当いたしました。
また、上場したことによって、リクルートの面でも応募者数が大幅に増加するなど、より優秀な人材の採用が可能になりました。 |
| |
| |
 |
FJネクストの強みとは |
| |
 |
当社の強みは三つあります。一つ目は、圧倒的な供給実績にあります。当社が供給する都市型ステューディオは、資産運用を目的に購入される方が多く、販売ノウハウや、購入後のトータルサポートが必要なことから、上位5社が50%近くを占める新規参入の難しい市場です。当社は、年々供給戸数を伸ばし、2002年以降、首位と僅差の業界二位となり、三位以下を大きく離して、都心の人気エリアで着実に供給実績を積み重ねています。
二つ目の強みは購入者と入居者の満足度を高めるコンセプトにあります。購入者は「安定利回り」と「効率管理」、賃借人は「利便性」と「快適性」というニーズを持っています。「ガーラマンション」は、商品スローガンである「未来が望んだカ・タ・チ」の実現で、両者のニーズをマッチングさせ、ブランド価値を高めています。
三つ目の強みは、高い収益性と強固な財務体質です。これらは、当社が創業以来、堅実な経営に努めてきた結果であり、売上高経常利益率と株主資本比率は、上場している同業他社と比べても高い水準にあると自負しています。 |
| |
| |
 |
事業環境の推移と展望について |
| |
 |
マンション業界は、低金利、税制のバックアップ等を背景に、今後も都心部の大型・超高層物件を中心に高水準の供給が続くものの、立地、商品企画、価格等に対する消費者の選別傾向は一層強まり、販売競争はますます激化しています。
現在、首都圏におけるマンション市場は、都心回帰を背景に、年間8万戸を超える“高原状態”での供給が続いています。なかでも当社が供給する単身者向けのマンションの需要は、近年の都心への単身者の増加や、晩婚化による一人暮らしの長期化などから、引き続き拡大傾向が続くものと考えられます。また依然として続く超低金利に加え、年金対策として、資産運用を目的とした需要層の拡大も見込まれています。 |
| |
| |
 |
来期の目標数値と今後の経営方向について |
| |
 |
来期につきましては、販売戸数1,355戸を計画し、連結売上高314億46百万円、連結経常利益41億96百万円、連結当期純利益23億円と増収、増益を見込んでおります。目標達成に向け、より一層営業体制の強化を図ってまいります。
今後も、都心への単身者の増加などから、資産運用型マンション市場の拡大傾向が続くなか、入居者ニーズを的確に捉えた物件の開発とアフターサービスの徹底が要求されると考えております。
そのため当社は、資産運用を目的とする購入者と入居者の双方の満足度を高めるコンセプトのもと、好立地の用地取得及び企画、品質、サービスの向上に力を注ぎ、競合他社との商品の差別化を図ってまいります。そして、資産運用型マンションの認知度を向上させるとともに、大規模化、高級感アップ、女性嗜好への対応などで、「ガーラマンションシリーズ」のブランド価値を高め、新たな顧客層の拡大を目指していきたいと考えています。 |
| |
|
 |
(単位:百万円) |
|
| |
2005年3月期
(第25期) |
2006年3月期
(第26期) |
前年比 |
| 売上高 |
|
|
112.7% |
| 経常利益 |
|
|
105.7% |
| 売上高経常利益率 |
|
|
- |
| 当期純利益 |
|
|
105.8% |
| 販売戸数 |
|
|
112.0% |
(ポイント)売上原価率の上昇及び販管費の増加を増収により吸収し、最高益を更新する見込みです。 |
| |
| |
 |
利益還元と株主へのメッセージ |
| |
 |
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要課題のひとつとして捉えるとともに、継続的かつ安定的な利益の配分を行うために、長期的な経営基盤の強化を図ることを基本方針としております。
当社は経営指標として、売上高経常利益率を重視しており、10%以上の安定的な達成を目指しています。事業の推進にあたっては、安易な拡大路線をとることなく採算性を重視する方針をとり、長期的、安定的に企業価値の拡大を図ってまいります。
今後とも、全社一丸となって株主重視の経営に努めてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 |
| |